☆男目線☆ 【完】

風邪と隼人の願い

朝陽がカーテンの隙間から差し込む。


瞼を開けると隣には竜也が寝ていた。


何度一緒に寝てもこのドキドキ感は慣れない。


だって竜也の寝顔可愛すぎるんだもんっ!!


やや金に近い茶色い髪は光にあてられキラキラと輝いている。


伏せられた睫毛は長く艶やかで色気がある。


薄く艶のある唇に触れるとフニフニとして柔らかい。




私は躊躇いながらもその唇に自分のを重ねた。


「ん……。」


自分からキスしちゃった…。


寝ている竜也が悪いんだからねっ(←おい)


可愛いのに色気ムンムンだから!!


勝手に人のせいにし頬が赤くなるのを抑えながら、竜也の頬っぺをペチペチと叩いた。




「うー…んぅ……ん?」


『おはよー』
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