☆男目線☆ 【完】
竜「瑠羽…帰りに隼人ん家まで付いてってやれ。」


『竜也…。』


竜「大丈夫だ。瑠羽なら隼人は従いそうだから…。」


『うん…分かった。』




私達はそのまま授業を受けた。


私は隼人のことが心配で授業に集中できなかった…。




放課後、HRが終わってから隼人の鞄と自分の鞄を持って保健室に行った。


―ガラッ


『失礼します。』


「あらっ瑠羽ちゃんいらっしゃい。」


『綾ちゃん、こんにちは。あの…隼人はいますか?』


「そこのベッドで寝てるわよ。」


『ありがとうございます。』


私は綾ちゃんにお礼を言ってカーテンを開けた。




ベッドには苦しそうに呼吸をしながら寝ている隼人がいた。
< 681 / 736 >

この作品をシェア

pagetop