☆男目線☆ 【完】
隼人はスエットに着替え、ベッドに横になり荒い呼吸を繰り返していた。


『隼人起きれる?』


「あぁ…。」


『はい、これ食べて!』


私はお粥とくず湯が乗っているトレイを差し出した。


「腹減ってない…。」


『駄目!!隼人、お昼も食べてないでしょ!!』


「はぁ…。」


隼人は溜め息をつき横になろうとしたが私が止めた。


『もうっ仕方ないなぁ〜』


私は木さじでお粥を一口分取るとフーッと息を吹きかけて冷まし、隼人の口に運んだ。


「自分で食べれるからいいって!!」


『いいのっ!こういう時だけでも甘えなさい!!』


隼人は私の言葉に黙ると照れながらも口を開けた。


「おいし…。」


『よかった。』


その後も食べるのを手伝い、最後の一口まで全部食べてくれた。
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