☆男目線☆ 【完】
隼人は顔を赤くし、口を金魚みたいにパクパクと開閉している。


今の瑠羽の格好はスエットの上一枚で、服がずり落ち片方の肩が見えている。
下は履いていない為、白くて細い生足が露になっている。


おまけに上気した頬、濡れた髪、エロさムンムンだ。


隼人は目を泳がせ、必死に理性と戦っていた。


『下は履いても落ちちゃうし、これだけでもへーきだもん。』


「はぁ……もういい…寝れば分かんねーし。」


何が分からないの?
隼人、熱のせいで頭イカれた?


まぁいっか。


私は髪を乾かしてから電気を消し、寝床についた。








翌朝




私は携帯のアラームで起きた。


まだ隼人は寝ているようだ。


リビングを覗くと、隼人のお父さんはいなかった。
だけど、私も隼人も使用してないマグカップが置いてあり、飲みかけのコーヒーが残っていた。
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