☆男目線☆ 【完】
お昼休み、私は自分の分と隼人の分のお弁当を出した。


麗「瑠羽ちゃん、なんで今日はお弁当2個なのぉ〜?」


『これは隼人の分。』


麗「えぇーっ隼人ずーるーいーっ」


麗は思いっきりブーイングして隼人を睨んでいる。


隼「だって瑠羽は俺の彼女だし♪」


麗「ぶーぶー。」


翼「ぶーぶー。」


翼は麗を真似て一瞬にブーイングしている。


ガタンッ


竜也は席を立つと無言で教室を出て行った。


『竜也…。』


瑠羽は切なげに竜也の名前を呼ぶと俯いた。


追いかけたいけど、私はまだ隼人の彼女。
ここで追いかけたら隼人が傷付く…。


隼「さぁ食べようぜ〜」


隼人はチラッと竜也が出てった方を向いてから、私の作ったお弁当を開けた。


翼「いいなぁ〜」


麗「卵焼きもーらいっ♪」


隼「あぁーってめッ何すんだよ!!」


麗は隼人のお弁当からヒョイッと卵焼きを取り口に運んだ。
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