☆男目線☆ 【完】
麗「おいひいぃ〜」


隼「俺の卵焼き〜」


『クスクス…。』


皆は無理に明るく振る舞っているような気がしたけど、なんだかこの雰囲気に助けられた。


でもやっぱり6人揃ってないと寂しい。


竜也…。






放課後、皆がそれぞれ帰り支度したり、部活へ行ったりと自由な時を過ごす時間帯になった。


私は帰り支度を済ませてから屋上へ向かった。




私は竜也と隼人の2人を元通りの仲の良い2人に戻ってほしい。


だから私の気持ちを伝えるのと、2人を仲直りさせる為に屋上へ呼ぶことにした。




―ガチャ


屋上のドアを開けるともう隼人と竜也は来ていた。


2人はお互い自分だけ呼ばれたのだと思い、困惑しているようだ。


『隼人、竜也…。』


隼「……。」


竜「……。」
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