☆男目線☆ 【完】
竜「俺は瑠羽も大事だけど、隼人も大事だ。中学の時孤立していた俺に最初に声をかけてくれたのは隼人だった。最初はずっとシカトしてたけど、めげずに声をかけてくれた。俺は凄く嬉しかった…。
俺は今でも隼人を一番の親友だと思ってる。」


竜也が言い終わると隼人は必死に涙を堪えていた。


隼「………グスッ……ちくしょう……。
そこまで言われたら譲るしかねーじゃねぇかよー…。」


隼人は腕を目にあて上を向いた。


隼「俺だって竜也は一番の親友だっつーのっ!!」


隼人はそう言うと竜也の方を向きニカッと笑った。


隼人の目からは僅かに涙が流れていた。


隼「瑠羽のこと大事しねぇーと許さねぇーからなッ」


隼人はそう言うと私の方に歩いてきてチュッと唇にキスをした。


『にゃっ!?』


竜「!?」


隼「じゃあな〜」


隼人は後ろを振り向き手をヒラヒラさせながら屋上から出て行った。
< 700 / 736 >

この作品をシェア

pagetop