☆男目線☆ 【完】
無事に付き合うようになったことを家族に伝えたら、皆喜んでくれた。


まぁ瑠禾兄と瑠偉兄は相変わらずシスコン度高めですぐ抱き着いてくる。


瑠偉兄なんて「娘はまだお前にはやらんッ」とか言って泣き出しちゃったし。


いつ私が瑠偉兄の娘になったんだか。




ク「ルウ!!ヨカッタネ!!」


クリスが笑顔で抱き着いてきた。


『クリスと瑠禾兄のおかげだよ!ありがとう。』


私はクリスの頭を撫でながらお礼を言った。




竜「あっ兄貴達、瑠羽にはもうキスしないでね。」


『「「え?」」』


瑠偉「なんで!?ヤだヤだッ」


竜也の言葉に瑠偉兄が駄々をこねはじめた。


瑠偉兄は精神年齢が絶対5歳以下だな…。


『私別に気にしないよ?』


竜「俺が気にするの…。」


竜也はカァッと顔を赤くして顔を背けた。


クリスは竜也の表情を見てクスッと笑った。


『なんで?』


竜「瑠羽は…俺の…大切な人…だから…。」


竜也は小さな声で呟いた。


その言葉に今度は瑠羽が顔を赤くした。
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