☆男目線☆ 【完】
私と竜也は寝る準備をしてから私の部屋へ行った。


ベッドに腰掛けると竜也が口を開いた。


「俺…昨日は全然寝れなかった…。」


『なんで?』


「瑠羽が隼人ん家に泊まってたからだよ。」


『あっ…そっか…。』


「嫉妬した。」


『ごめん…。』


「ヤだ。許さない。」


『え゙』


竜也は妖艶な雰囲気を醸しだし、私の髪を指に絡めた。


竜也は深い深い碧い瞳で私を見ると、髪を一束とりチュッとキスをした。


『////』


「瑠羽からキスしてくれたら許してあげる。」


『え!?』


私から!?
無理だよっ


この前は寝てる時にちょっとキスしちゃったけど…。


「あっもちろん深いのね。」


マジですか。
無理だって。


っていうか今日の竜也、なんだか意地悪……。
< 705 / 736 >

この作品をシェア

pagetop