☆男目線☆ 【完】
秀「瑠羽、よかったな。」


秀は眼鏡をかけ直し、私を見据えた。


『うん。』


秀「お前は丸くなったな。」


秀は竜也に視線を移して言った。


竜「……//」


秀は竜也の反応を見てクスクスと笑っている。


竜也はそっぽを向きながらも、手はしっかりと私と繋がれている。


麗「はぁぁ〜僕瑠羽ちゃんのこと好きだったのにぃ〜」


『?私も麗が好きだよ?』


麗「ち〜が〜うぅ〜」


『?』


私は頭を傾げ、?を浮かべた。


麗「こういうこと♪」


麗は私に近付くと、頬っぺにチュッとキスをした。


『え?』


竜「…おい。」


私はわけが分からず、さらに頭を傾げた。


竜也は低い声を発し、麗を睨んだ。


麗「もぅ〜竜ちゃん怖いぃ〜」


ペシッ


秀は麗の頭を軽く叩いた。
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