☆男目線☆ 【完】

交流合宿

―＊―交流合宿当日―＊―


空を見上げると青空が広がっている｡


桜は散り､周りは緑が生い茂る｡


風がそよそよ吹いて､髪が靡く｡


荷物を引きずり､怠い身体を無理矢理動かす｡


私は前日から､みんなに自分が女だとバレないか不安でなかなか寝付けなかった｡


目の下にはクマ｡
コンシーラーでごまかしてるけど｡


「…ー…ぅ…」


「るぅｯｯ!!」


『…あっ竜也…｡』


「何ボヘーと突っ立ってんだよ｡」


私は寝不足なのか周りの声が聞こえていなかったらしい…｡


いつの間にか学校に着いていたのだ｡


「さっさと乗れ｡」


私達はバスに乗り込み､発車した｡


交流合宿は１泊２日｡
私にとっては長〜い合宿になる事間違いない…｡


バスの座席は


前
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翼 麗 窓
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竜 瑠
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隼 秀
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後


となった｡(秀が決めた｡)