°•°•恋桜°•°•
一刻も早くこの空間から
でたかった。
後ろで柚季の呼ぶ声。
涙で汚い顔を見られたくなくて
公園にいた。
ジャリッ
「やっと見つけた。」
柚季は汗だくで
息が上がっていた。
「柚季!どうしたの?彼女さんは?」
ポロポロ
我慢できなくて涙を
流してしまった。
「ご、ごめんねっ!砂が目に入っちゃって!」
ゴシゴシ
「好き。」
「え?」
「桜。好きだ。」
後ろから抱きしめられた。
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