ダメな僕のレクイエム
神谷は答える代わりにちかを抱き寄せると、優しく頭を撫でた…

その時から二人はお互いに名前を呼び合う様になった。


教室で弁当を口に運びながら、上の空のちかの顔を麻里が覗き込んだ。
「おいおい、ボーッとしちゃってさあ。彼氏さんの事ですかぁ?」
麻里はからかう様にニヤニヤしながら言った。

「あ!う、うん。今度准と初めて遊園地行くんだけどね…」

「じゅん?!!ヒョーヒョー!ラブラブで!」
ちかはの言葉を遮り麻里は更にからかって見せた。
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