月の天使【短編】
病室へ戻ってベッドに横になった
優子さんは、何も言わず出ていった
僕の頭の中はごちゃごちゃだった
何にも考えたくないのに、頭の中では次々と何かが浮かんで貯まっていった
「……」

どれ程そのままだったのだろうか?
気が付いた時には、天井の蛍光灯がいつの間にか消えて、消灯の時間になっていた
「……」
< 13 / 22 >

この作品をシェア

pagetop