【完】UNBALANCE/チャラ男とお嬢
「……そんなに…痛いの?」
小百合はクスクスっと笑った。
「血がでるらしいよ」
…………うっ。。。
「それは痛そうだね。。」
「でも付き合うって、そういう事があるってことも
ちゃんと覚悟してないと。
拒絶したら彼氏…ショックだと思うよ。
あと……」
小百合は私の耳元に顔を近づけた。
「常にゴム、持っていたほうが、安全だよ。
必ずエッチの時はつけてもらいな」
小百合
なんか生々しい………
顔が熱いんですけど。。。
その日の授業は
頭の中が
キスだエッチだゴムだと
桃色になってしまって、
湊太くんの顔を思い出しては
胸がきゅ−んとしてしまった。
私……一人で何想像…妄想しているんだろう。
はぁぁぁ−−−…………
でも実際、私
エッチ…なんて…
できるのだろうか…