【完】UNBALANCE/チャラ男とお嬢
+++香澄side+++
湊太くんにキスをされると、
胸がなんか…きゅんきゅんする。
もっと…もっと…と求めてしまう私。
私って結構エッチ…
ひょいっと湊太くんに、お姫様抱っこされた。
「え…重くない?」
「全然」
湊太くんは器用に足でどんどんドアを開けて
暗い部屋に入って、ベッドに寝かされた。
湊太くんは小さな間接照明をつけて
部屋がほんのり明るくなった。
私はベッドから起き上がった。
「ここ…湊太くんの部屋?」
湊太くんは私の隣に座ってきた。
「そうだよ」
そしてキス………
グレーのボレロを脱がされて、
そこで湊太くんは私の体をモゾモゾと触った。
「これ…どうなってんの?」
あ……私の制服、スカートじゃなくてワンピースなんだ。
「ここにファスナーが…」
「あ……なるほど」
ファスナーを下ろされ、
ワンピースを脱がされた。