温度差

「ってことは…俺のこと」



『好きかも…?』



「まじで!?やったぁ~♪」




ギュッ




橋本くんは私を思いっきり抱きしめた。






『ちょ、ちょっと…///』



「梓ことめっちゃ愛してるからね!!!」



『…やっぱり、軽ッ!!

さっき言ったことは取り消しね』



「え…ごめん!!でも、マジで愛してる!!」


『ありがとー♪……ってマジ勘弁』


私は高木くんに見えないように笑いながら

彼を置いて歩きだした。

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