果てない恋色空
第一章






「おい!こらあー」


「待て待てーっ」




私は

必死に逃げる。




食い物くらい、


盗んだっていいじゃないか。





相手は

足が遅く、


角を2つ曲がったところで


さっきの

声が消えた。






「…ここはどこだ。」





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