偽装婚約~秘密の関係~




『言いたいこと?

うーん…そうだな。
いくつかある。』



沙羅は腕を組み


「言いなさいよ」

なーんて偉そうな態度。


けど俺、強気に見せてる女ってキライじゃない。



『まず、お前は俺と同じ部屋で生活しろ。

んで学校は俺の通ってる学校に来い。


あと…なんかあったっけ?』


いろいろありすぎて思い出せないや。

まあ、いいか。


時間はたっぷりとあるんだから。



「イヤだ!

あんたと同じ部屋で…なんて怖くて寝れないじゃない!」


はっ?

なに拒否とかしちゃってんの?


『なんで怖いんだよ?』



「そんなのあんたに襲われるかもしれないからに決まってるじゃない!」



襲われる?

いいね、そのワード、気に入った。








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