争いの果てに見えるもの
マイケルの問いかけに暫く考え込んでいたドーソンは、


「ではこうしよう…


軽傷者は我々が預かる!


だが重傷者は補給部隊で預かってくれ!


「戦闘の際は極力後方支援に廻って貰う!


万が一戦闘が激化し我々が劣勢にたたされた場合は、


補給部隊にも戦闘に加わってもら貰おう!


この時まず第一補給部隊に先に参加して貰い、


もしもそれでも駄目なら全軍をあげて戦おう!


そこまでには至らないと思うがな!


もし万が一そうなってしまったらその頃には、


我々はほぼ全滅しているだろう…


負傷者も何も関係ない!


そうなる前に片を付けるよう努力する!


大丈夫だ!勝算は十分にある!


もちろん油断は禁物だがな!」


「分かりました…


その様に致します!


では重傷者の彼等は我々の後方の車に乗せましょう!」


「頼む…そうしてくれ!」
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