争いの果てに見えるもの
一方その頃レプトン軍はと言うと、


順調に進撃を続けていたが、


その道のりは草木の生い茂る険しい道であるが、


敵に見付からぬようにするには大きく迂回し、


この進路をたど辿るしかなかった。



もちろん兵士達の疲労を考えると乗り物は不可欠であり、


道無き道を何とか走らせると言うような感じである。



その為に途中車が立ち往生するようなこともしばしばあったが、


そうこうするうちに第一連隊は何とか敵軍の前線基地が見える位置までたどり着くと、


そのまま陽が沈むのを待ち、



陽が落ちると敵軍に気付かれぬように茂みの中を掻き分け散開していく。
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