スキ・スキ東上先生★俺もヤバいほど・スキ★
農業高校へ来てあり得ない事ばかり、でもクラスメートとは直ぐ仲良くなれた。



みんな気持ちが優しくて、暖かい。




前の学校ではかなり浮いていた私。




「未來、私去年売りに行ったけど思ったより楽しかったよ。おじちゃんやおばあちゃんが、道で来るの待っててくれるんだよね。」




本当なのだろうか?




「飛鳥、顔がひきつってるぞ。」




真ちゃんが面白そうに笑う。




だってリヤカー引いて歩くなんて、やっぱ無理な訳で、ため息しか出なかった。



「そんなに嫌なら私がやるよ。」




そこにいたのは、真ちゃんを好きな前園亜果利だった。




百合花から聞いた、真ちゃんに告白して振られたのに諦めていないらしい。




亜果利さんの目が何だか怖いんだけど。










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