スキ・スキ東上先生★俺もヤバいほど・スキ★
フォークダンスは一番最後。




リレーの予選はお昼前で、予選で残れば又走らなくては行けない。




私走れるのだろうか?




緊張する。




三種目の借り物競争の為に並んだ。




「未來頑張ろうね。」中田さんに声をかけられた。




「うん、自信ないけどやるしかないもんね。」




「そうだよ。東上先生張り切ってるからね、今年も絶対優勝狙う。」




ふ〜んそうなんだ。




「私東上先生が好きなの。この気持ちは半端じゃないから。未來も覚えておいてほしいんだけど、東上先生を好きにならないでね。」



東上先生には彼女がいるんだよ。




それは関係ないの?




「東上先生の彼女見た事あるんだけど、美人で知的な感じがした。でも4才も年上なんだよね。男は絶対年下がいいと思う。」




中田さんが言ってる意味が分からない。




男が年下がいいだなんて、誰が決めたの!




「未來私の本気見ててね。」



中田さんの本気って?




何で今そんな話するの?










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