スキ・スキ東上先生★俺もヤバいほど・スキ★

牛舎は私が思ったほど汚くはなかった。




｢生徒が毎日綺麗に掃除してるから、匂わないだろ。牛は綺麗好きだからな。｣



そうなんだと思いながらも、私は牛に近づくことは出来なかった。




｢あ、そうだ帰りに作業服渡すからな。学校では常に作業服で過ごすから、その三つ編みはいいぞ。｣




三つ編みを初めて誉められた。




作業服ってどんな感じなんだろうか？




｢俺もいつも作業着だが、今から他校に行く用事があるからスーツ着てるけどね。｣




東上先生は身長はあまり高くない。




｢飛鳥は背高いな。俺とそう変わらないだろ。｣




一番気にしてる事を言われた。




｢どうした？背高いの気にしてるのか。飛鳥ならモデルになれそうだな。｣




身長169cmの私多分それ以上あると思うが、170あるなんて言ったら引かれる。



この身長で彼氏が出来た事がない。




｢俺175cmしかないからな、飛鳥と並ぶとなんか情けない感じがするよ。｣




そんなふうに言われたのは始めてだ。




｢俺は背高い女嫌いじゃないよ。｣




なんか嬉しいかも。