スキ・スキ東上先生★俺もヤバいほど・スキ★
「飛鳥何を買うんだ?食材か。」




メッチャ須美香さんの視線が気になる。




「え〜と食材は一週分とカーテンと父さんのパジャマかな。」




「じゃ先にカーテンを見に行くか? 」




だから須美香さんが嫌がってるのがモロ分かりなんだけどな。




東上先生は全くお構いなしだ。




「真也私帰るから、生徒さんとせいぜい楽しんで。もう折角の休みが台無しだわ。あ、真也頭痛の薬まだある?」




頭痛の薬?




須美香さんが私を見た。




「真也大学の時、スキーして頭に大怪我したの。それで昔の記憶がないのよね。時々酷い頭痛に襲われるみたいなのよ。薬なくなったら又言って届けるから。」



「須美香ありがとう。今日はごめん又埋め合わせするから。」




「了解、来年は結婚するんだから、嫌でもずっと一緒よ。」




須美香さんは東上先生にキスをして帰って行った。




須美香さんって大胆だな。









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