スキ・スキ東上先生★俺もヤバいほど・スキ★
「ほら今呼んでみろよ。二人きりだし周りのみんなは、誰も俺たちの関係を知らない。早く呼んで!」




そんな横暴な。




「飛鳥俺を助けると思って頼むよ。」




そこまで言われたら、呼ぶしかないよね。




「真ちゃん買い物に行こう。」




「おう、そうだな俺も冷蔵庫空っぽだな。じゃ食材買いに行きますか?」




真ちゃんが腕を絡めて来た。




「真ちゃんどうしたの?」




「何か新鮮、こんな感じいいな。」




「真ちゃん須美香さんと腕組んだりしないの?」




「この頃はないな、須美香が忙しいのと、俺との休みが合わなくてすれ違いばかりだ。一緒にいても直ぐに喧嘩になる。あ、飛鳥にこんな話をしてごめん。」




ううん、真ちゃんの事聞けて嬉しい。




「飛鳥顔がにやけてるぞ。」



「だって嬉しいんだ、真ちゃんに会えたから。」




嬉しくてスキップなんかしちゃった。




「おい、おい飛鳥はしゃぎ過ぎだぞ。」




真ちゃんの笑顔が見れるなら、私はなんだってする。









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