スキ・スキ東上先生★俺もヤバいほど・スキ★
「その森下って男、毎日飛鳥の家に来るのか?」




「まぁそうだけど、交番が隣だからね。アパートに帰るのが面倒で泊まってったりしてる。」




真ちゃんの顔色が変わった。




「それは不味いだろ。」




不味いと言われても勝手に、下の部屋で寝てる事が多い。




あまり気にもしていなかった。




その時森下君が入って来た。




「腹減った、未來俺の箸と茶碗取って。」




「森下君自分でやってよね。」




「いいじゃねぇか、未來と俺の仲だろ。」




馴れ馴れし過ぎ。




「あんた誰?」




「あ、そうだ、森下君この人は私の担任の東上真也先生。」




「何で担任が未來の家で夕飯食ってんだよ。」




「東上先生は以前から知ってるの。今日は父さんの代わりに買い物に付き合ってくれたんだよ。」




「あ、そう。未來これからは俺に頼めよ。」




今日の森下君はなんかおかしい。




さっきから真ちゃん睨み付けてるし、真ちゃんも怖い顔をしていた。










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