Blood Honey
休憩室に着き、コーヒーを渡される。
「あれ?シルビアには早かったか?コーヒー。
ジュースのがよかった?」
「いえ、コーヒーで十分です。子供扱いしないで下さい。」
そう言ってコーヒーを受け取ろうとする手をギルリアが掴んだ。
「嘘はイケないなぁ、シルビアは超が付く程の甘党だろ?」
「……ι」
何故それをと冷や汗をかくシルビア。
「マリアとケーキ屋に行っただろ?
満面の笑みだったな!」
「ギルリア隊長?(黒笑)
気配消して追跡しないで頂きたい。ストーカーですよ。」
全く!と傍にあった自動販売機で林檎ジュースを買う。
「似合うねえ、シルビアが林檎ジュースかぁvvV」
「悪いですか?
林檎ジュース好きなんですよ!」
「へー、林檎ジュース好きなんだ?」
………………ん?
あれ、なんか第三者の声が。