Blood Honey





「………はι?
何言って…」










「誤魔化しても無駄だってわかってるだろ?」


そう、銀色に輝く長髪の彼女の別名は「心読の銀狼」
読心術よりも高等な心術が使え、武道に長けているのだ。










「そうだったι
ギルリアさん最近戦線に出ないから忘れてた…。」









「さーて、カナメ君。
洗いざらい吐いてもらいましょうか?」









「はーい…ι(泣)


ギルリアさん、絶対にマリアには言わないで下さい。」


アイツに泣いて欲しくありませんから、と笑ったカナメの顔は悲痛に満ちていた。




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