関西Girl
ファンも多いし。


すると由希が何かを感じ取り、声をもらした。


「…きたわね。」


「みーすーず!!」


ガバッ。


いきなり、人影が抱きついてきた。

「うわっΣ」


噂してたらきよった。…しかも抱きつくオプションつきで。


「おはよう♪」


「あぁ…おはようさん。いい加減、毎回会うたび抱きついてくるのやめや!」


「いいじゃん!減るもんじゃないし」


確実にうちの中の何かが減ってんねん。


「おはよう…遅かったじゃない…」


由希はにっこりわらいながら、めぐみに声をかける。

由希さぁーん?目が笑ってませんよー?


「えっ…そっそれは…」


めぐみはうちの後ろに隠れている。
うちを盾にすんのやめや!


「悪気はなかったんだよ?ちょっと、寝坊しちゃて…」


めぐみは必死に由希に訴える。


「だったら、寝なきゃいいじゃない」


んな理不尽な…


「ごめんなさい…」


「わかればいいのよ」


あかん…由希怖い泣
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