関西Girl

「この学校に、彼らを知らない人はいないわ。もし知らない人がいるなら、あんたぐらいよ。」


「褒められてるんか、貶されてるんかわからへんで…」


「貶してるのよ」


そんな、はっきり言わなくても…汗


「あっ！」


いきなり、めぐみが声をあげる。


「…めぐみ？どうしたの…っ?!」


由希も何かを言いかけて止まった。


「2人とも、どない…」


いきなり、腕を引っ張られる。


「うわっ」


いきなりの事で体制を崩すが抱き止められる。


「君…確か…中村美鈴さんだよね?」


「へっ…?」


うちはﾏﾇｹな声をだした。
顔をあげると、属にいう、ｲｹﾒﾝ（?）が、うちをみている。


待て待て…誰やこいつ?


「いきなりでごめんね。僕は、生徒会長の如月瑞杞（きさらぎみずき）。」


「…」


マジでか！?


「…あっ、離してくれるといいんですが…」


めっさ、視線痛い泣
女子怖い泣


「悪いね…」


きゃあぁああVv


ｱｶﾝ…この空気耐えられへん泣
由希!!!!助けて!


由希の方を見ると、
『みんじゃねぇよ怒』
と目が血走っていた。