心離れのルームメイト
「うっううう。」

「あいつの方が優しいんなら、あいつんのとこいけば?」


私は激しく横に首を振った。


「いや。いやだ。」

「俺はあいつと違って。お前の気持ちにこたえるなんてことはできないぞ。」


また首を振った。


「…。」

「俺のことそんなに好きなのか?」
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