心離れのルームメイト
急に一人になったような気がして寂しくなった。


「待って。もうっといてよ。」


背中に触れた。


「おい。」

「なんか寂しいんだ。」

私、何言ってんだろ。


「俺はお前の親父や兄弟にはなれないぞ。」


そんなのわかってるけど。
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