心離れのルームメイト
第3章
「これはお前には難しすぎじゃないか。やめとけ、やめとけ。」

この声は顔をあげるとすぐ隣に、尚が。


「いやぁあ!」

「なんだよ?いきなり悲鳴なんて。そんなに驚くことか。」

驚くよ。いきなりいるんだもん。心の準備が。


「どうせ作るならもっと簡単なものを。」

「仕事は?今、仕事中じゃないの?こんなとこでさぼっていいの?」


なんかむかついてきた。なんで。


「今は休憩中だ。昼飯とろうと思ってるんだけど。なんかうまい店知ってるか?」
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