心離れのルームメイト
「本当か?」


尚は私の方へ顔を向けた。


「うん。」

「お前、抱くたびどんどん綺麗になっていくな。こうやって女って成長していくんだなあ」

よく意味がわからない。


「尚のおかげだよ。」

「そうだな。だったらそのぶん。俺にお礼してよ?」
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