心離れのルームメイト
第1章
進路が決まった高3の冬。来年卒業したらOLとして地元にある企業に就職する予定なので、親元から離れ一人暮らしをすることにした。自立をするという意味ともとらえられる。
家賃はバイト代で払っていくことにし、少しはまともな部屋に住みたいと思っていたので、ルームシェアをすることにした。
相手の人は、入崎尚という人で社会人だそうだ。尚っていう名前なのだから、女性だろうと私は思っていた。しかし、実際はというと。
一人暮らし初日。
「ここか!今日から私が暮らす部屋は。」
緊張しすぎているせいか、なかなかドアを開けることができない。
すると 突然後ろから。
「あのお?そこ退いてくれませんか?」
少し驚き振り返ると、長身、黒髪、スーツ、そしてテレビで頻繁にみるイケメン俳優みたいな外見の男性が立っていた。思わず胸がときめく。
「あっあのお。」
「なんですか?」
結構カッコイイのに、そんな無愛想な顔しないでよ。怖い。もしかして、怒ってる?
「この部屋に住んでるんですか?」
「まぁそうですけど。」
もしかして、この人が入崎尚?男性だったの。尚っていう名前だから。てっきり女性だと思っていたのに。
「それじゃあ。俺、部屋に入りたいので退いて頂けませんか?」
「なら、私も。」
私だってこの部屋に入る権利あるんだもん。
「はい?俺に何か用でも?」
「私、あなたのルームメイトの町田孝です。」
そう言い、彼の顔を見ると、凄く残念というか嫌がっている顔をしていた。
「あぁそう。あんたが俺のルームメイトか。」
そう言い視線すら合わせず、鍵を開けはじめた。
家賃はバイト代で払っていくことにし、少しはまともな部屋に住みたいと思っていたので、ルームシェアをすることにした。
相手の人は、入崎尚という人で社会人だそうだ。尚っていう名前なのだから、女性だろうと私は思っていた。しかし、実際はというと。
一人暮らし初日。
「ここか!今日から私が暮らす部屋は。」
緊張しすぎているせいか、なかなかドアを開けることができない。
すると 突然後ろから。
「あのお?そこ退いてくれませんか?」
少し驚き振り返ると、長身、黒髪、スーツ、そしてテレビで頻繁にみるイケメン俳優みたいな外見の男性が立っていた。思わず胸がときめく。
「あっあのお。」
「なんですか?」
結構カッコイイのに、そんな無愛想な顔しないでよ。怖い。もしかして、怒ってる?
「この部屋に住んでるんですか?」
「まぁそうですけど。」
もしかして、この人が入崎尚?男性だったの。尚っていう名前だから。てっきり女性だと思っていたのに。
「それじゃあ。俺、部屋に入りたいので退いて頂けませんか?」
「なら、私も。」
私だってこの部屋に入る権利あるんだもん。
「はい?俺に何か用でも?」
「私、あなたのルームメイトの町田孝です。」
そう言い、彼の顔を見ると、凄く残念というか嫌がっている顔をしていた。
「あぁそう。あんたが俺のルームメイトか。」
そう言い視線すら合わせず、鍵を開けはじめた。