あなたが教えてくれたもの
本当の恋も
「・・・さ・・さゆ・・・小百っ!!」
ハッ!!
ヤバッまただ・・・
私は顔に頬杖を尽きながら咲問い掛けた
「ごっごめん咲何の話ししてたっけ」
時々ふとこーゆうこと考えちゃうんだよな・・・
咲って言うのは私の一番の親友遠山咲(トオヤマ サキ)のこと
「もうーまた外見ながら考え事してたでしょ」
「うっ・・・ごめん」
咲に図星を突かれて一瞬怯んだけど謝ることしかできなかった
「いつも思うけど何一人で考え事してんの?悩みあったら聞くよ?」
「ううん大丈夫何もないよてか今日の夕飯何かなぁって考えてたの」
咲にはなんか本当のことは言えてない
言っても良いんだけどなんか本当のことは言いづらい
「朝から夕飯のこと考えてたの〜太るよ小百ぅぅ〜」
「うっ・・うるさいなぁ良いもん太ったって〜」
私は少し唇を尖らして咲に言った。
「はいはいてかっ今日教育実習生来るらしいよ」
「ふーん」
初耳だなぁでもどーでもいいや私には関係ないし
「カッコイイ人来るかな!?小百どう思う?」
どうって・・・
「んー来るんじゃない?」
てか来ても私にはどうでも良いし
咲はカッコイイ男に目がないからなぁ
「小百あんたマジどうでも良いって顔してるし。カッコイイ男だよっ?来たらヤバくない!?」
カッコイイね〜・・・やっぱどうでも良いやカッコイイ奴なんて私には関係ないしてか関わったら録なことなさそうだし
「んーどうでも良いやてか来ても関わりたくない」
咲は呆れたように溜息を吐いた
「あんたって昔から変わんないねそういうとこめどくさい事には首を突っ込まないとこ」
だってめどくさいことに巻き込まれたら後々最悪だし
「まぁね」
ガラッ
「もーあんたは「おーいホームルーム始めるぞ〜席につけ〜」」
ちょうど咲に文句を言われるとこで担任が来た
「じゃあ戻るね後でね小百」
咲は渋々自分の席に戻った
「あー前にも話したように今日は教育実習生が来る。でーうちのクラスは三人このクラスに入る事になった。今から紹介するから・・・入って良いぞ」
担任の合図でガラッと扉が開いた