あなたが教えてくれたもの
「相田〜井ノ上〜河上〜・・・」
ちゃくちゃくとアイツは生徒の名前を挙げているなんだか少しだけ緊張しているようにも見える
はぁー早く授業終わんないかなぁ
あたしは窓の外を見ながらそんなことを考えていた
「長野っ・・・長野っ・・・長野早百っ!!」
ハッ
「はっはいっ」
「何回名前を呼べば気が済むんだっ罰として授業が終わったら俺の荷物持ちなっ」
そう言い終わるとアイツはまた出席を取りはじめた
さっ最悪だっよりによって一番関わりたくないやつと休み時間返上して会わないとイケないなんて・・・そりゃあよそ見してた私も悪いけどたったそんだけで・・・最悪だっ・・・まっ荷物置いて直ぐに教室戻ればいいよねっ
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「でっあるからしてこの3をXに代入して・・・」
へー以外結構解りやすいかも・・・あんだけチャラかったら授業も下手かもと思ったけどめっちゃ解りやすい前から解らんとこも理解できたし・・・
本当以外かも
「じゃあ問六から問七までやってみて終わったら・・・」
キーンコーンカーンコーン
アイツが問題を出している所でチャイムがなった
「おっとここまでだなっじゃあそこは今日宿題で出すわちゃんとやってこいよお前ら・・・それじゃあ級長挨拶して」
級長の挨拶で授業が終わった