星空の追憶
「洋子?」


塞ぎ込んで考えてる時に、横から呼ぶ声が聞こえた
律子の声…

顔を上げて、声の方を向くと、授業中のハズの律子が立っていた


「律子…」


「洋子が戻って来ないから、授業抜けて来ちゃった」


笑いながら言った

そして、横に座り、今度は真面目な顔で聞く


「言いたく無かったら言わなくて良いんだけど…」


そこで少し躊躇うのが分かった


「何か、あった?」
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