星空の追憶
その言葉を聞いた瞬間、また涙が溢れた


「あのね…」


昼休みに起きた出来事を全て話した

ゆっくりと…

律子は黙って聞いていた


たった5分、10分の出来事

しかし、思い出しながら、涙を流しながら…

説明が終わるまでに長い時間を要した


そして、説明が終わると、律子は深いため息を吐いた


「洋子、こっちを見なさい」


少し言葉を強めた


「洋子?友達だからはっきり言うけど…」
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