星空の追憶
「洋子は、こんな風景教科書でしか見た事無いだろうけど、お父さん達には、これが当たり前だったんだよ」


私はこの気持ちを、どう表現すれば良いか、分からなかった


「まぁ、この辺りは特に田舎だからね」


母の言葉は聞こえていなかった


こんな何にも無い所に住むなんて…
あ~あ…
遊べる所とかあるのかなぁ…


「残念そうな顔してるな?洋子」


「だってお父さん…」


「上をみてごらん?」
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