星空の追憶
父から鍵を受け取り、玄関を開ける


「広~い!!」


新しい家かぁ
そんな事を考えながら中へと入り、一番奥の部屋まで覗いてまわる、が…


「暗い」


「ははっ、そりゃそうだろう。まだ電球つけてないから」


父は当然の様に言う

いや、当然か…
あ~あ、残念


「とりあえず、今日はこの部屋に布団敷いて、ここで3人で寝ようか」


父や母と一緒に寝る事に少し抵抗を感じたが、慣れない家、電気のつかない部屋が少し不気味で、仕方なく一緒に寝る事にした
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