星空の追憶
着替えを終えると、出掛ける準備をして、父にたずねる


「ねぇねぇ、この辺りに文房具屋さんかコンビニってある?」


「ん?家を出て、あっちに真っ直ぐ行ったらちょっと大きい道に出るから、それを左に行ったらあるよ」


「分かった、ありがとう!」


「うん、出掛けるのか?」


「うん、ちょっとね!」


「道に迷うなよ?お前は…」


「分かってるよ、子供じゃないんだから」


そう言って、話を最後まで聞かずに飛び出した
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