星空の追憶
「あんたまさか…」


少し間を置く
今は呆れた顔をしている


まさか…ね…


「隠してるつもりだったの?」


「あぅ…」


げっ!やっぱり~
隠せてない…


「いつになったらくっつくのかと思ってたけど…」


顔が熱い…


あ!
もしかして賢治にも…?


「賢治にもバレてるのかなぁ」


不安が押し寄せ、少し泣きそうな声になっている


律子は少し考えるような素振りをする
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