出来ちゃった恋愛
そろそろ安定期ってヤツだし、もうあんまり心配はなくなる。



チビ太、パパはお前のママを襲いたいんだけど、どうしたらいいだろうか…。



「メガネ邪魔…」

「ちょっと見えなっ…」

「うるさい」



2回目のキスは俺からした。



やっぱりドキドキする…。



キスしたまま手を延ばし、部屋の電気を消した。



ユズの雑誌を取り上げ、床に落とした。



「サキっ…?」

「ごめん、やりすぎた…」

「あっ、いえいえ…」



暗くて顔は見えないけど、きっとユズは真っ赤だと思う。



ユズが前に好きだった翔哉先輩って人はかなり大人っぽかった。



ユズも大人っぽいから釣り合ってはいたけど…。



翔哉先輩には彼女がいたから、高1の時はセフレだったらしい…。



そんなユズが赤くなるもんだから俺も嬉しくて…。



「寝ようか」

「うん…」

「腕いる?」

「重いからいい…」



恥ずかしがってんだな。



あぁ、カワイイ…。



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