出来ちゃった恋愛
動き出した気持ち
【咲都】
ある日、久しぶりのユズの実家に遊びに行った。
お父さんがソファーで新聞を読んでて、お母さんはキッチンでコーヒーを入れてる。
俺はユズん家のペット、トイプードルのサダオに夢中だった。
「ユズ、同窓会のハガキ来てたよ」
「えっ!?中学の?」
「行って来なさいよ。気分転換になるんじゃない?」
お母さんはユズの生活パターンを把握してる。
外に出るのは買い物行く時ぐらいってことも知ってたからそう言った。
同窓会ってなんか俺的にビミョーなんスけど~。
だって昔ユズのことが好きだったヤツとか来るかもしんねぇし…。
そう考えるとモヤッとする。
「行こうかな…。最近引きこもってばっかりだし」
「お隣りの修二君は行くみたいよ」
「修二か~。何年会ってないんだろ」
ほら出た、幼なじみ!!
どうせ厄介なんだろ?
ユズは初恋の相手だぁ~とか言って。
俺の予想で修二はブサイクに決まり。
ユズはお前なんかに興味ねぇからな。
ある日、久しぶりのユズの実家に遊びに行った。
お父さんがソファーで新聞を読んでて、お母さんはキッチンでコーヒーを入れてる。
俺はユズん家のペット、トイプードルのサダオに夢中だった。
「ユズ、同窓会のハガキ来てたよ」
「えっ!?中学の?」
「行って来なさいよ。気分転換になるんじゃない?」
お母さんはユズの生活パターンを把握してる。
外に出るのは買い物行く時ぐらいってことも知ってたからそう言った。
同窓会ってなんか俺的にビミョーなんスけど~。
だって昔ユズのことが好きだったヤツとか来るかもしんねぇし…。
そう考えるとモヤッとする。
「行こうかな…。最近引きこもってばっかりだし」
「お隣りの修二君は行くみたいよ」
「修二か~。何年会ってないんだろ」
ほら出た、幼なじみ!!
どうせ厄介なんだろ?
ユズは初恋の相手だぁ~とか言って。
俺の予想で修二はブサイクに決まり。
ユズはお前なんかに興味ねぇからな。