出来ちゃった恋愛
寝る前、ふたりでベッドに入ってモゾモゾ…。



「ちょっとサキ!!」

「若いんだよ俺~…」

「産むまでシないって言ったじゃん…」

「そうだね…そうだそうだ…。じゃ、先に寝てて」

「は!?」

「絶対くんなよ」



ちょっ…マジ…で?



なんかすごく申し訳ない気が…。



でも見に行けないし!!



まぁ…ほっとこうかな…。



そのままひとりでウトウト…。



戻って来たサキはため息をついてベッドに入りました。



「女子高生?」

「いや、妄想かな…」

「そう…」

「めっちゃ虚しいんだけど…」

「あははっ!!寝れなくなるからもう喋んないっ!!」

「お前のせいだってわかってんの!?ボケユズ~!!」

「ちょっとっ!!くすぐったいっ!!」



とにかく仲直りはしました。



寝る前に肩にガブッと噛み付かれたのはきっとサキの最大の反抗…。



それすら愛しく感じてしまう…。



大好きすぎてどうにかなったかも…。



< 257 / 440 >

この作品をシェア

pagetop