出来ちゃった恋愛
ありがたくクローゼットの肥やしにした。
30分も待たされたのにこんなモノを…。
バイトやめてやろうか。
でもまぁ、天理さんらしい。
ユズのピュアさもわかったことだし。
俺は寝る。
その日は夜まで爆睡。
ユズはネックレスを相当気に入ってくれたのか、メイクが気合い入ってて。
そんなユズがカワイくて仕方ない。
「明日からまたバイト三昧だ~…」
「寂しくないよ」
「ならいいけど」
「サキは寂しい?」
「もっとユズといてぇかな?でもなんかスゲー充実してる」
結婚前の自分って本当になにもなかった。
全てにおいてチャラくて。
おかんに言われた『あんたの人生なんかしょうもないでしょ』って意味が今ならわかる。
ユズとチビ太のために働く俺、少し好きだったりするし。
自己満だって言われそうだけど。
守るものっていいな…。
「む、無性に…」
「ん?」
「チューしたい…」
「ま、マジで…?」
俺、幸せだ。
30分も待たされたのにこんなモノを…。
バイトやめてやろうか。
でもまぁ、天理さんらしい。
ユズのピュアさもわかったことだし。
俺は寝る。
その日は夜まで爆睡。
ユズはネックレスを相当気に入ってくれたのか、メイクが気合い入ってて。
そんなユズがカワイくて仕方ない。
「明日からまたバイト三昧だ~…」
「寂しくないよ」
「ならいいけど」
「サキは寂しい?」
「もっとユズといてぇかな?でもなんかスゲー充実してる」
結婚前の自分って本当になにもなかった。
全てにおいてチャラくて。
おかんに言われた『あんたの人生なんかしょうもないでしょ』って意味が今ならわかる。
ユズとチビ太のために働く俺、少し好きだったりするし。
自己満だって言われそうだけど。
守るものっていいな…。
「む、無性に…」
「ん?」
「チューしたい…」
「ま、マジで…?」
俺、幸せだ。