出来ちゃった恋愛
それからまたお風呂に入りに行き、戻った時には布団が敷かれてた。



多少離れてるけど急にドキドキして来ちゃう…。



処女でもないし、ましてや子どもまで産んだって言うのに…。



気分はバージン。



「お茶っ!!飲む?」

「いらね~」

「じゃあテレビでも見る!?」

「見ねぇよ~」

「なにしよっか!!」

「ムダにテンション上げなさんな…。今すぐ取って食ったりしねぇから」



はい…。



でも…なんて言うのかな…。



そのことしか考えられないんだもんっ!!



「悠都、寝たかな?」

「電話…してみる?」

「おう」



携帯を取り出し、開いたらメールが入ってた。



写メ付きだ…。



「サキ…悠都寝たみたいだよ」

「ん!?おぉ、カワイイ…」

「このまま朝まで起きないといいけどムリだろうね」

「だろうな。で、ユズは落ち着いたみたいだし」

「へっ!?あっ…別に…初めからこんなもんでしたけど?」

「ははっ!!寝よっか」



寝…ますか…。



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