出来ちゃった恋愛
やっぱりケンカはしてしまう
【咲都】
子どもが具合悪くなるだけで、親は慌てふためく。
よくなった時の安心感以上にホッとできるものってないんじゃねぇかとすら思った。
そんな悠都も今では、床に敷いたラグの上をゴロゴロ元気に転がってる。
オモチャを見つけて前に進み出そうとするも、挫折して暴れ出す。
見てて飽きない…。
「いい加減取ってあげて」
「だってもう少しで進みそうじゃん…」
「泣かれるとめんどくさいの!!」
オモチャは遊ぶものじゃなく、口に入れるもの。
このヨダレマンめ…。
「いつか歩いたりすんだよな…」
「不思議だよね」
悠都が歩いたり喋ったりするようになるって、想像もつかない。
だけどカワイイのには違いないだろう。
「天気いいから散歩行くか」
「抱っこでね?ベビーカーってアスファルトの照り返しで相当熱いみたいだから」
「じゃあママに準備してもらおうぜ~」
もうすぐ、俺とユズの結婚記念日。
1周年を迎えるわけだけど。
子どもが具合悪くなるだけで、親は慌てふためく。
よくなった時の安心感以上にホッとできるものってないんじゃねぇかとすら思った。
そんな悠都も今では、床に敷いたラグの上をゴロゴロ元気に転がってる。
オモチャを見つけて前に進み出そうとするも、挫折して暴れ出す。
見てて飽きない…。
「いい加減取ってあげて」
「だってもう少しで進みそうじゃん…」
「泣かれるとめんどくさいの!!」
オモチャは遊ぶものじゃなく、口に入れるもの。
このヨダレマンめ…。
「いつか歩いたりすんだよな…」
「不思議だよね」
悠都が歩いたり喋ったりするようになるって、想像もつかない。
だけどカワイイのには違いないだろう。
「天気いいから散歩行くか」
「抱っこでね?ベビーカーってアスファルトの照り返しで相当熱いみたいだから」
「じゃあママに準備してもらおうぜ~」
もうすぐ、俺とユズの結婚記念日。
1周年を迎えるわけだけど。